地区の行事やお祭りも再開しています。

 4月9日(日)の午後3時から東日本国際大学内で、平鎌田地区の住民の皆さんによる「桜を楽しむ会」が行われ、私も出席させていただきました。

 会場を提供していただいた緑川理事長をはじめ、内田広之市長・矢吹貢一県議の挨拶に続いて、私も一言ご挨拶を。

 「コロナ禍の中で、それまでのように当たり前に地域の要望などを伺いながら懇親を深めさせていただくことがなかなかできませんでした。今日は、3年ぶりの開催となり、時間の許す限り、席を廻ってお話を伺いたいと思っています。難しい要望は、ちょうど市長が来ているので直接、話していただき、それ以外を私にお願いしますと。」

 とにかくも、鈴木区長さんと連携しながら、いろいろな課題について前向きに検討していきたいとお話させていただきました。

  昨日までの雨ですでに桜はありませんでしたが、中国・韓国・モンゴルからの留学生の皆さん7名も参加して、楽しい時間を過ごしました。

 (写真は、吉村先生のブログから桜満開の写真をお借りして掲載させていただきました。ありがとうございます。)

  また、それに先立ち午前中は、地元上神谷地区の小川江筋のり面の雑木についての要望調査を実施しました。

江筋の周辺、用水部分より高いところ約1メートルは、土地改良区の管理となっていますが、のり面部分は、各家庭において借景としているところも大変多くあります。我が家もそうです。(ほとんどは自分たちで草刈り・伐採をしてきています。)

 しかしながら、借家の場合、のり面の管理契約が含まれていないこともあり、雑木等が伸び放題となり問題化してきています。のり面部分は、厳密には官地ということで、市農地課が担当という話もありますが、これから土地改良区・担当課の皆さんと一緒に調査をして、善後策を検討していきたいと思っています。

早速、4月13日に市担当課の皆さんが現場で状況の調査をしました。

 10日(月)午前10時から、澤村神社春の例祭が多くの関係者の皆さんがご参集のもと、盛大に斎行されました。コロナ禍の影響でここ3年は、神社役員のみで行ってきましたので、久しぶりに小川地区から四倉町までの関係者約100名により執り行われました。

 玉串奉奠等の神事の後、小川江土地改良区の中根進理事長の来賓祝辞があり、続いて、古市県議祝辞、

 そして、矢吹県議の祝辞では、多くの地域の皆さんの力で、神谷第一・第二ほ場の整備が順調に進んていること等についてのお話がありました。

来賓祝辞をする矢吹貢一県議

 私も、次のようなお祝いの言葉を述べさせていただきました。

 「皆様、こんにちは。西山一美です。本日は、このように多くの皆様がお集まりの元、澤村神社春の例祭が斎行されますこと、心よりお慶びを申し上げます。

 さて4月6日には、小・中学校の入学式が行われ、私も母校の平六小の入学式に出席させていただきました。その校歌は、小川の草野心平先生が作詞しており、その中には、「小川江の清き動脈」と書かれています。私は、お招きをいただくたびに、小川江筋のより良い維持管理の手法について、皆様と一緒に考えながら、この清き流れを次の世代に引き継いでいくことについて触れさせていただいております。

 良い作物を作るためには、質の良い水環境が必要です。

 小川町関場の取水口から約30キロ先の四倉町の仁井田川まで、1200ヘクタールの水田に、約370年もの間、素晴らしい恩恵をもたらせてくれている江筋ですが、昭和48年ごろの大規模改良の後、近年では、水路内にはがれやひび割れなどの経年劣化が所々、見られます。水路保全のため補修整備を行っていくことが必要となっており、さらに、住宅が隣接する周辺では、水路内に不法投棄や生活ごみ等の流入もあることから、防止柵の設置も必要となってまいりました。

 現在は、そのようなことに対応して、水路の長寿命化事業が流域でしっかりと進められており、本年度以降は、平浄水場の上手部分の小川・平窪地区等で実施される予定となっております。さらに、転落防止柵等の設置工事も行われています。

 今後も、小川江筋土地改良区の皆様そしてご関係の皆様とともに、このような事業が途切れることなく、継続して実施されますように、国や県に対して、県議の皆さんと連携して要望活動を続けていかなければならないと思うところです。

 「清き動脈」と言われる小川江筋を、万全の状態でしっかりと次世代に引き継いでいくことこそが沢村侯のご遺徳を受けているものの使命と考えます。小川江筋の維持管理に対して、さらに勉強をして参りますので、引き続きのご指導を心よりお願いいたします。

 結びとなりますが、澤村神社様の益々のご繁栄、そしてお集まり皆々様のご健勝ご多幸を祈念申し上げ、お祝いの言葉とさせていただきます。本日は誠におめでとうございます。」

 少しづつ本来の動きに戻ってきていることを実感しています。

 元気に頑張っていきましょう。

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