福島国際研究教育機構(F-REI)設立シンポジウムが開催されました。

 4月1日に開設した福島国際研究教育機構(F-REI)設立を記念したシンポジウムが、15日(土)の午後1時から、いわきワシントンホテルにおいて、渡辺復興大臣・小島・竹谷副大臣、内堀知事などのご来賓をはじめ、約300名が参集しNET参加を合わせ、約650名規模で開催されました。私も伺わせていただきました。

  初めに、山崎光悦理事長から開会の挨拶。つづいて、岸田首相の来賓メッセージや来賓の挨拶がありました。

 その言葉の中では、福島をはじめとする東北の復興を実現するための夢や希望に、

 そして我が国の科学技術力・産業競争力の強化をけん引し、経済成長や国民生活の向上に貢献する世界に冠たる「創造的復興の中核拠点」へ進んでいくことについて力強く宣言すると述べられました。 

 招待講演では、ICRU委員長による設立記念講演。そして日本科学未来館の浅川館長による「科学技術とともに実現するインクルージブな未来社会に向けて」の講演があり、視覚障害を持つ方のためのAIスーツアケース型の移動サポートシステムについて、これまでの実験経過や現在の状況など、館長でなくてはプランニングできない実体験からのお話に、深く感銘いたしました。

  シンポジウム後半は、地元企業等による活動の紹介があり、東日本計算センター鷺社長、曾澤高圧コンクリート社長、東日本大震災原子力災害伝承館の遠藤さんがそれぞれ、これまでの活動実績を中心にお話され、今後のF-REIとの関係についても、社会実装に向かっての障がいとなる壁についてや地元企業として積極的に関わっていきたいとの意見もありました。

 また、地元学生・生徒による発表では、福島高専 専攻科の学生が「牛からのメタンガスによるバイオマス研究」について・福島大学大学院の学生は「キュウリの収穫に対するスマート農業の導入」・東北大学大学院の学生は「ふるさと大熊町に対する思い」・ふたば未来学園の生徒は「川内村における魅力ある自然と発電施設などの科学との調和」などなど、魅力あるテーマの発表に大変感心させられました。

 いわき市の産業界・教育機関などからも多くの皆さんが出席しておりましたので、あらためて、今後の連携に大いに期待されたものと思います。

 いわき市における連携・情報発信拠点であるF-REIいわき出張所の内郷支所内開設についても載っています。

 これからの動きについては、未知数の部分もあると思いますので、今後も、F-REIしっかりの進捗についてしっかりと見守っていきたいと思っています。

 同日、私の市政報告を折り込みました。

 2月定例会でのF-REIについての質問などが載っていますのでご覧ください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です