議会関係の近況報告を。
いわき市議会を広く知ってもらうために7月30日(日)午前10時より「おやこ議場見学会」を実施し、私も補助者の一人として参加しました。
この見学会は、昨年度の倍(48組)の募集にもかかわらず、募集組数を上回る50組の申し込みを受けました。当日、いろいろな事情で欠席された皆さんもおられましたが、大変多くの参加者にうれしく思いました。
当日は、議員および職員はアロハ着用で、9時50分から議場入り口において、「参加者のお出迎え」を行いました。
私たち議員は、議場見学時の各所の説明、クイズ探検時のヒント係、議員との交流における質疑応答を主に担当し、クイズ探検の際には、数か所にクイズを貼り付け、児童にそれを見つけてもらい、解答していただきました。
8月1日(火)は、市議会「災害対策推進特別委員会」の東京都東池袋雨水調整池の日帰り行政視察に、委員の一人として参加しました。
この施設は、東池袋4・5丁目周辺の浸水被害低減を目的として、東池袋4丁目4-41地内の地下に、平成2年から建設開始し平成6年3月の完成まで、総工事費約19億円をかけた施設です。この調整池は、豪雨等により、下水道管の水位が急上昇した場合に、一部を下水道管内に設けた堰を超えて調整池に流入させ、貯めることによって浸水被害を低減させるためもので、貯留した雨水は、晴天時にごみを取り除き、下水道管に排水ポンプで排水します。それによりいつでも貯留できる状態にしておくとのことでした。
この施設は常時無人で、運転・停止等は、水位計からの信号によって行っており、施設の機器の状況は下水道事務所で自動的に管理されています。
施設見学に続いて、質疑応答では、本施設設計時に、最大降雨量についてはどのように想定して建設を進めたのか。自然災害の激甚化などの影響で、想定以上の雨量となった場合、調整池から下流方向への付帯施設等の対応はあるのか。などなどについて、担当職員の方から丁寧に説明があり、充実した視察ができました。
当日、東京都では雷雨が発生しており、施設のリアルな効果がわかりました。いわき市においても、予算の関係もありますが、例えば、内郷地区の公園地下にこのような施設の建設が必要ではないかとあらためて思ったところです。
今年も、お盆の墓参りを。